織華で織物ができるまで

※机の上でも作業ができるよう分離式の補助器具が標準装備。

そうこうフレームは２４枚×２セットあるため、織機に掛けた物以外の準備が可能。

※織華での整経は手べりが原則。５ｍ程整経可能なアタッチメントが標準装備。それ以上の整経は整経機で作業が必要。

※整経の段階で綾を作っておくと、作業がより効率的に。経通し棒・筬は標準装備。

※アタッチメントにあるそうこうを一枚づつ下に落として織機にセット。

※ビームに予め布を巻きつけ、数箇所穴を空け、その部分に手べりした経糸を束ねて結びながら少しずつビームへセット。

※織り上がった生地を巻き取る装置はコンピューター制御エアシリンダﾞ稼動式。送出・巻取とも個別操作が可能。

※送出しに関してはテンション（張力）を一定に保つセンサーが標準装備。テンション管理センサーは、バネ式の器具とセンサーが一定距離を保つ事でテンションを管理。

※織華では最大8種類の糸が使用可能。緯糸密度の変化や糸種の変化は全てコンピュータ制御。また、緯糸の糸切れ探知機能は接触式のものが標準装備。

※組織から紋栓図・引き通し図を展開・作成。縞割を経緯の配列入力によりイメージ化。

※緯糸の密度/打ち込み回数/織物の長さ等を設定。そうこうフレームの状況/織機の状態・制御スイッチとの連動織機側のエラー表示等を管理。

※送り出し装置や巻取り装置等の電子モーター管理、レピア管理・そうこうの開口・緯糸の密度変化/糸種の変化等を制御しながらの織り上げ作業。

※耳処理は、からみ織が可能。織った後の生地サンプルは、水洗い・アイロンがけ等での風合い出しの仕上げを行う。