チェック柄のニットデータを作成するとなると、デザインするのが複雑になるイメージがあります。
PLANSでは、チェックとニットの機能を組み合わせることで、スピーディにチェック柄のニットデータを作成することができます。
チェック柄のニットデータを作成する流れ
1. チェックを作成する
ファイルメニュー>新規>チェック を選択します。
チェックを作成する時に、密度の数値をニットのゲージとして捉えて設定します。
(例:密度 12/inch)
その他に、経縞の糸本数を「目数」、緯縞の糸本数を「段数」と捉えて縞を入力していきます。
(例:経緯各 200本、組織 2/2綾)
チェック機能を利用すると豊富な組織データからもデザイン変更が行えます。
※チェックのサンプルデータは、アプリケーションを起動後、ヘルプメニュー → データのダウンロードよりダウンロードできます。
2. イメージデータに変換
縞入力メニュー>イメージに書き出し を選択します。
指定したサイズでインデックスカラーのイメージデータに書き出すことができます。
配色情報も引き継がれます。 (例:幅高さ 200 x 200pixels、解像度 12ppi)
ニット用のモザイクデータを書き出す場合には、ファイルメニュー>書き出し>Windows BMPイメージ を選択すると(.bmp)形式で保存できます。
3. ニットデータに書き出し
ファイルメニュー>ニットに書き出し を選択します。※ニットモジュールが必要です。
ニットモジュールが起動して、ニットデータとして書き出されます。
配色情報も引き継がれます。
糸の明るさ、太さ、撚り糸のなどのデザイン調整をして出来上がりです!
(例:ゲージ 12/inch x 12/inch、目数 200、段数 200)
チェック機能でチェック柄を作成してからニットデータに書き出すと、組織柄のイメージにも簡単に対応できるようになります。ニット柄の作成方法として、ぜひヒントにしてみてください。
ニットイメージは、マップ作成でも活用できます!
詳しい操作方法は、ヘルプメニュー → オンラインヘルプ を参照してください。
今回の関連項目:チェック、ニット
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